更新日:2025年8月26日

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クマ対策について

ご意見

 市街地でもクマの被害や出没が相次ぎ、散歩や子供の公園遊びもできません。
 藪の刈払いや不要果樹伐採等ではクマによる被害防止の解決にはならず、駆除についても猟友会任せでは正確性と持続可能性に問題があると思います。
 市町村や県で解決できないことは、国主導で解決するよう要請すべきではないでしょうか。(2025年7月15日) (他同種意見1件)

県の取組状況

 全国的にクマが市街地に出没しており、本県でも頻繁にクマの出没が確認されています。
 県では、クマの通り道となるやぶの刈払いや、庭先の柿の木など、誘引の元となる不要果樹の伐採に対する補助を実施し、クマの市街地出没を抑制する取組みを進めています。
 また、市街地に出没した際の対応としては、地域住民の安全の確保を優先し、駆除が必要な場合もあることから、市町村に対して、人や農作物への被害の恐れがある場合における駆除の許可の考え方を示すなど、クマによる被害の未然防止に取り組んでいるところです。
 さらに、実際の駆除は、鳥獣被害対策実施隊(猟友会)が担うことが多いため、県においては、県猟友会を通して、猟友会員へのライフル銃等の購入補助や安全射撃講習会における弾薬購入補助などを行い、新規狩猟者確保や狩猟者の育成を図っているところです。
 国に対しては、北海道・東北各県とともにクマ類の被害防止対策等への支援を要望してきたところですが、引き続き、各道県と連携した要望活動を実施するなど、被害防止への取組みを進めてまいります。 (2025年8月18日実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 みどり自然課 )